持ち歩きたくなる、お守りのような本にしたくて、本の装丁への憧れを詰め込んだら、たいへん贅沢な一冊になりました。
自分の作品を、わたし自身も大好きな本という媒体にしてみたい、という思いから、デザイナーの中野麻子さんにお声がけし、今回初めて画文集を制作しました。
持ち歩きたくなる、お守りのような本にしたくて、本の装丁への憧れを詰め込んだら、たいへん贅沢な一冊になりました。
表紙の箔押しと、プレゼントを包むような薄くてやわらかい合い紙が特にお気に入りです。
ページ数もご無理を聞いていただき、存在感のある厚みとなりました。
A5サイズでなく、単行本サイズにしていただいたのも本好きからするとうれしいポイントです。
本という作品作りを始めたばかりでこれからどうなるかわかりませんが、とても自分の作品のかたちに合っている気がします。
本という媒体を通してどんなことができるのか、これからたのしみに制作していきたいです。
B6縦
100p
平綴じ(ハードカバー)
アラベールホワイト / 箔押し / マットPP
つや消しゴールド
上質
NTラシャ
絵と詩をつくる作家
わたしに訪れては正しく過ぎていってしまう幸福を、そしてもうずっと一緒にいようと決めたうすいヴェールのような寂しさをその断片たちをそうっと仕舞っている。
拾い集めた宝物のような記憶を、何度も取り出しては眺め、物語始めるそのものものを絵と詩文で描き留めています。
布小物や紙小物など、様々なグッズにも展開しています。
かわいらしくロマンチックで、少し寂しい雰囲気の作品作りを心がけています。