いつ命という筆を擱いても良いように、私の生きてきた形代をまとめました。
昨年21年ぶりの第2詩集をまとめ、立て続けに3作を上梓するに至りました。それは、これまで私が触れてきた多くの命、その大切な息吹のトレースを、少しでも自分の中で昇華できれば、多くの方々の思いに寄り添うことができるのではないかと考えたからです。昔と比べ、今の私は実際の体験を元に書くことが多くなりました。人生を生きるための、前向きな遺書という感じでしょうか。
いつ命という筆を擱いても良いように、私の生きてきた形代をまとめました。読んで下さった方の心に、少しでも静かな「風花」の思い出が残ることを願っております。
A5
糸ミシン角背上製本